陶芸や金工などの手工芸を軸に制作する久木田は、合理的な形に、手作業によって形成される不合理な歪みを内包させる。この相反する行為とその結果から、人工と生命の間の表現を目指している。一貫して「シンメトリー」という存在を問いかけながら、装飾や植物の断片のイメージから幾何学的なイメージの制作を続ける。本展示では、陶や真鍮を用いた立体作品を展示する。
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