人間も自然の一端の存在であり、自然へ還元されるべき存在である。
このことを主題に、焼き物の土から戻れない一方通行性をイメージの想起点とし、自身のかたちを型取り(或いは写真をもとに)粘土で立ち上げ、陶にし、生の土を同時に提示することにより、自然へ還ることのできない存在の宙吊りな自身のセルフポートレートとして浮かびあがる。
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夢の中の自分を覗きみることを目的に、陶によって覗ける箱を作成。
鑑賞者は窓から、作者の夢の中での抑圧のイメージ(左の図)を覗き見ることができる。
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素材:陶 ガラス ベッド カーテン
サイズ:ベッド2400 × 1200 × 3300mm
         人体 72 0× 800 × 1600mm
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