人間も自然の一端の存在であり、自然へ還元されるべき存在である。
このことを主題に、焼き物の土から戻れない一方通行性をイメージの想起点とし、自身のかたちを型取り(或いは写真をもとに)粘土で立ち上げ、陶にし、生の土を同時に提示することにより、自然へ還ることのできない存在の宙吊りな自身のセルフポートレートとして浮かびあがる。
*
素材: 陶、山砂
サイズ: 900× 1700× 800mm
Back to Top